こんにちは、Istina Jewelry(イスティナ ジュエリー)です。
豆乳を温めてシナモンを入れたり、ココナッツシュガーを入れて飲むのにはまっています♪
さて、今回は人の思考や自分を取り巻く環境が気になりやすく疲れやすい方向けの記事を書いていきたいと思います。
人から言われた些細なことや態度が気になってしまいずっと考えて疲れてしまう・・・。疲れてしまって休日にしたかったことも出来ずそんな自分に落ち込む・・・私もそうだったのでお気持ちはよく分かります。自分の性質が分かれば今までとは違う対処が出来ます!安心してください。
目次
その敏感さはHSPかも、HSPとは?
本やインターネットなどで調べて腑に落ちたのが『The Highly Sensitive Person』日本語訳では『とても繊細な人』です。
The Highly Sensitive Person、略してHSPを提唱したアーロン博士の『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ』という本でした。それまでは自分はどこかおかしいのではないか、風邪でもないのに何故か調子が悪いし・・・。という状態だったので時間はかかったものの自分の性質を知るきっかけとなり、疲れてしまっても私はこういう性質だと知ってから受け入れることが出来るようになりました。
HSPとは5人に1人の割合で存在する『繊細なレーダーを持つ人』です。人間だけでなく、動物にもある性質です。
敏感になりやすい対象物として、音・におい・食べ物・人間関係・霊的な現象と多岐に及びます。私は霊的なものは見えないのですが、ここは”長くいたくない場所だな”、やマンションを借りるときも”ここは本当に住めない”(とてもボロボロであるとかではなく、目に見えていないけれどよくないものと直感的に認識する)などのセンサーは強い方だなと感じることが多々あります。
何に対して敏感かは人それぞれですが、それは病気でも怠惰さから来るものでもなく日々過ごす環境からの情報や刺激がHSPではない人と比べ、多い為に疲れやすいのだと認識してください。
HSPはどんなもの・ことに反応しているのか
さまざまなものに反応をしており、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で感じられるものやそれ以外の第六感などを繊細にキャッチしています。
意識をして得ているというよりも脳の情報処理能力が高く、自然と多くの情報を収集しているので情報の多い環境に身をおいておけばおくほど、それがHSPの刺激の元となります。
また、外からの刺激だけでなく内側(頭痛や腹痛)からの刺激も繊細に感じ取り易い為、非HSPの人よりもストレスや疲れを感じやすい性質を持っています。
HSPの特徴
・人の影響を受けやすい
・共感能力が高い
・直観力が優れている
人の感情やその場の空気を感じて、その人がどんな状態かを聞かずとも自然と分かったり、何を求めているかが分かります。また、共感能力が高いので相談などをされると相談者の”怒り・悲しみ”などが自分のことのように感じるときがあります。
また、考えたりせずとも何がいいか、相手の本音、見た瞬間に状況を把握でき、本質的なところを感じる能力を持ちます。HSPの人は日々膨大な情報を脳で処理しているので脳に蓄積した(無意識下の)情報を瞬時に呼び起こし直感で判断することが得意な場合が多いようです。
内側に意識を向けることが好き
人の噂話や世間話よりも人の心理や生死、人間のコア(本質的)なことや空想に想像力を使い1人で時間を過ごすことが好きな人が多いのも特徴でしょう。
HSP何故そんなにセンサーが繊細に働くの?
周囲の情報を繊細に察知できているということは生存能力が高いことを意味します。仮に私たちが草食動物だった場合、肉食獣が近寄ってきた際の音や草の動きなど周囲を察知する能力が高い程、生存率は上がります。人間だけでなく動物にも20~25%と一定数いるということも考慮すると種が生き残る為には必要な性質といえるでしょう。
HSPであることを受け入れる
多くの情報を処理している為、運動の疲れとは異なる『疲れ』を感じることが多いHSP。背が高い人・低い人、と同じように生まれもったものであり、決して怠惰さや能力の欠如ではないことを忘れないでください。
自分の内側へと考えが向かいやすいので外側(人を批判)するよりも『私が悪い』『こんな自分なんて』と自分自身を責めやすい傾向にあります。また、全て自分で抱え込みやすく、些細な出来事で落ち込み『私は嫌われたのではないか』などマイナス思考に陥りやすいです。
そんな繊細な面、普通に生活しているだけでも疲れやすい一面を持っていることをまず自覚しましょう。
本当は見たくないので見ないようにしていたコト(HSPの性質がよく分からなかった為に悪いと思っていた面)を受け入れていくと自己肯定感を得られるようになります。
HSPは感受性や想像力が豊かな人が多いです。小さなことも気が付くということは小さな幸せも感じやすいことだと思います。
今までは戸惑ったり悩むことが多かったと思いますが、自分の性質が分かることで転職、引越し、人間関係にも変化を起こしていくことが出来ると思います。
HSP自分に意識を向けセルフケアをしよう
人の気持ちを察してしまい誘われたり頼まれると断りにくいこともあったと思いますが、『私はどうしたいのだろう』『今のコンディションはどうだろう』と問いかけてみてください。無理をして相手ばかりに合わせることはありません。
断ってみたり、自分のことについて話してみるのもいいかもしれません。”今日は疲れているのでまた今度誘ってね” “騒がしいところはどうも苦手だから○○みたいなところの方がいいな”など。言ってみると案外あっさりと相手が理解を示してくれることもあります。
自分で抱え込まずに相手に自分の意思を伝えてみてください。そうしていくことで相手はあなたのことをどんどん知っていくことが出来ますし、スムーズな意思疎通も可能になってくるはずです。
これからは相手ばかりに目を向けるのではなく相手にしていたのと同じくらい自分の『感情』『状態』に目を向け、自分の性質に合わない環境や人との距離を上手く取っていくことに意識を向けていってください。
自分がボロボロの疲れ果てたショート寸前の状態で相手に何かするのではなく自分が大丈夫な余裕のある状態で人に接していきたいですよね。いつも自分のことを後回しにするのはやめていきましょう。
もっと自分の嫌だなと思う面を受け入れていくことが出来ると今よりも強く優しい心で相手や自分のことを好きになることが出来ます。
ストレスや疲労感を感じてきたら自分なりの方法で解消を
充分に睡眠を取る、入浴を長くする、静かな場所でゆっくりするなど心と身体をリラックスさせ解放できるようなことをしてください。
今まで以上に定期的にリラックスする時間を取り入れてくださいね。
余談ですが、台風が来るとその気圧で具合が悪くなることも自分の体調に意識を向けるようになり分かってきました。どんな時に疲れてしまいやすいのか、体調に出やすいのかが分かるとケアがしやすいと思います。
繊細・過敏に感じ取り易いので生きずらい、辛い、孤独だと感じていたこともありますが、『非HSPにしてあげれれるよ』と言われても今ならすぐに断ると思います。私らしさの一部であり、真理への探求やスピリチュアルなことを感じられることに喜びを見出しているからです。
少しでも参考にしてただければ幸いです。